2024年9月3日、(株)じほう PHARMACY NEWSBREAKにて厚生労働科学研究の成果が紹介されました。
処方薬の配送、夏は最高45度に _ PHARMACY NEWSBREAK(ファーマシーニュースブレイク) - 薬局・薬剤師のためのニュースメディア.pdf
(PHARMACY NEWSBREAK 2024年9月3日掲載[許諾番号20240905_01]株式会社じほうが記事利用を許諾しています。)
新型コロナウイルス感染症の拡大に伴い、オンライン診療やオンライン服薬指導が普及し、患者宅への医薬品の配送機会が増加しています。
本研究では、保険薬局、薬局運営会社、物流事業者にアンケート調査を実施し、患者宅への医薬品配送の実態を明らかにしました。
また、大手物流会社の配送サービスにおける患者宅への医薬品輸送時の温度・湿度を実測し、実際に想定される温湿度条件での医薬品安定性試験を実施しました。
本研究結果に基づき、薬局から患者宅への医薬品配送時に留意すべき点をチェックリストとして公開しました。
厚生労働科学研究費補助金(医薬品・医療機器等レギュラトリーサイエンス政策研究事業)
「薬局からの薬剤配送における薬剤の品質保持及び患者への確実な授与を担保する方法の確立に向けた調査研究」
研究代表者
林秀樹 岐阜薬科大学 地域医療実践薬学研究室・教授
研究分担者
松丸直樹 岐阜薬科大学 グローバルレギュラトリーサイエンス研究室・准教授
伊野陽子 岐阜薬科大学 健康医療薬学研究室・講師
山下修司 岐阜薬科大学 地域医療実践薬学研究室・助教
山本佳久 帝京平成大学薬学部 物理薬剤学ユニット・教授
鈴木昭夫 岐阜大学医学部附属病院 薬剤部・臨床教授/薬剤部長