学長挨拶
学長よりメッセージ
次世代を切り拓く強い大学に向けて
岐阜薬科大学は岐阜城を頂く緑豊かな金華山や1300年の歴史を誇る鵜飼で名高い清流長良川など、自然環境に恵まれ、また歴史と文化の薫漂う岐阜市の北部に位置し、国公立大学の中で唯一大学院薬学研究科を設置する薬学単科の大学であります。
2020年度は、新型コロナウイルスの感染が広がり、社会経済だけではなく教育研究にも大きな影響を受けました。本学としては、初めてオンライン教育を具現化することが出来ました。今後も学生と教職員の安心・安全を第一にして、引き続き新型コロナ感染症への対策を行っていきます。
本学は、1932年に岐阜市立の岐阜薬学専門学校として設立され、その後、1949年の学制改革に伴い岐阜薬科大学として発足しました。以来89年に及ぶ歴史の中で、建学の精神である「強く、正しく、明朗に」 をモットーに高邁な人格形成と、「人と環境にやさしい薬学、安全・安心を提供できる薬学」いわゆる「グリーンファーマシー」を基本理念とした高度な研究に支えられた薬学教育を通じ、人の健康と福祉に貢献できる有為な薬学専門職業人の育成に努めてまいりました。
その間、約1万2千人を超える卒業生が、製薬企業や医薬品販売業等の医薬品業界、病院や薬局等の医療機関、国や地方公共団体等の行政機関、更には大学や研究機関等幅広い分野で活躍していることは、本学の誇りとするところであります。
さて、本学の教育体制としては、2017年度入学試験から、卒業後はすべての学生が国家試験を受験できる6年制の薬学科に統一しました。その上で、本学が有する長い歴史と伝統に立脚した創薬・育薬等に携わる研究者の育成を堅持するため、「医療薬学コース」と「創薬育薬コース」の2コースを新たに設置しました。研究体制としては、「伝統の中からこそ真の改革的教育・研究が生まれる」との信念のもと、化学物質探索等の基礎薬学分野から臨床試験等の臨床薬学分野まで育薬と創薬に係る幅広い研究を進めております。
本学におきましては「教育」、「研究」、「社会貢献」を大学の3つの柱として、高度な研究に裏付けられた教育のできる大学を目指します。また、伝統的に培ってきた創薬等に関する教育・研究の成果を世界に発信できる大学として、世界に通じる薬剤師・研究者(Pharmacist-scientists)の育成を行っていくことによって、次世代を切り拓く強い大学に向け一層発展し続けてまいります。
学長
第12代学長 原 英彰 プロフィール
氏名 | |
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学歴 |
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博士号 |
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職歴 |
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受賞歴 |
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歴代学長
氏名 | 在任期間 | |
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岐阜薬学専門学校 初代学長 | 比良野 矯 | 昭和7.2.12~昭和11.9.14 |
2代 | 宮道 悦男 | 昭和11.9.15~昭和26.3.31 |
岐阜薬科大学 初代学長 | 宮道 悦男 | 昭和24.3.31~昭和41.3.7 |
2代 | 嶋野 武 | 昭和41.3.8~昭和47.3.7 |
3代 | 佐久間 禮三郎 | 昭和47.3.8~昭和55.3.7 |
4代 | 千田 重男 | 昭和55.3.8~昭和56.5.20 |
5代 | 杉浦 衛 | 昭和56.5.21~昭和58.9.4 |
6代 | 堀 幹夫 | 昭和58.10.5~平成3.10.4 |
7代 | 水野 瑞夫 | 平成3.10.5~平成9.3.31 |
8代 | 葛谷 昌之 | 平成9.4.1~平成15.3.31 |
9代 | 永井 博弌 | 平成15.4.1~平成21.3.31 |
10代 | 勝野 眞吾 | 平成21.4.1~平成27.3.31 |
11代 | 稲垣 隆司 | 平成27.4.1~令和3.3.31 |
12代 | 原 英彰 | 令和3.4.1~現在に至る |
将来構想・中長期計画
VISION of GPU 2025
岐阜薬科大学では、2015年4月1日に、2025年までの中長期計画として、VISION of GPU 2025 を公表しました。
岐阜薬科大学中長期計画2025
VISION of GPU 2025 ~次世代を切り拓く強い大学に向けて~
大学を取り巻く環境の変化に伴う新たな課題に対応するため2021年9月1日に 中長期計画 VISION of GPU 2025 を改定しましたので公表します。
2021年9月改定版:Download