岐阜薬科大学では、多数の学生が語学留学を中心とした留学を経験し、また大学院博士課程修了学生は、その多くが海外の大学のポスドクとして留学を経験します。

また、在学生向けの短期留学プログラムを複数設置し、岐阜薬科大学と交友関係にある中国・アメリカの大学への短期留学を助成しています。

国際交流事業

岐阜薬科大学は、中国薬科大学と姉妹校協定を、浙江大学薬学院と学術交流協定を締結しており、これまで40年以上に亘り親密に交流しています。平成23年度からは、教職員による交流事業に加え、日中学生交流プログラムを行なっています。また、米国フロリダ大学薬学部との学術交流協定に基づき、平成25年度より、同校での薬学教育を体験できるプログラムを行なっています。

中国における大学環境および学生生活、あるいは医療制度の異なる米国における臨床薬学教育を体験したこれまでの派遣学生は、自己の見識を広めるだけでなく、更なる学習意欲の向上に繋がる良い経験を積んでいます。

なお、本学からの学生支援として、中国への派遣学生に対しては、日中学術交流事業会から、往復の航空運賃および日本国内の移動旅費が補助されます。中国国内の移動・滞在に関しては中国側が負担していただけます。一方、米国への派遣学生に対しては、村山記念国際交流奨学金より、航空運賃および滞在費の一部が補助されます。


フロリダ大学薬学部(アメリカ)

研修プログラム例(2019年)

  • 1日目
    • 授業体験①:スキルズラボ(抗菌薬投与設計)
    • 授業体験②:ポスターセッション
  • 2日目
    • 授業体験③:リスクマネージメント演習(PBL形式)
    • 薬局見学(チェーン店(中規模薬局)、個人経営店(小規模薬局))
  • 3日目
    • 授業体験④:患者ケア(PBL形式)
    • 授業体験⑤:スキルズラボ(問診および処方箋見直し)
  • 4日目
    • 研究室見学
    • 薬局見学(病院薬局(大規模薬局))
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授業体験:PBL

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授業体験:ポスターセッション


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授業体験

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本学生によるプレゼンテーション


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薬局見学


学生の声

今回の研修期間で、私は現地大学の学生とたくさん交流することができました。交流するなかで強く感じたことは、彼らが次の授業に向けてよく準備をしているということでした。しっかりと準備をしているからこそグループで自分の意見を述べることができ、臨床的な内容の授業が実りあるものになっているのではないかと思い、私自身も彼らのような姿勢をもってこれからの講義に臨みたいと思います。

米国訪問中、私たちは英語に囲まれた生活を送りました。その中で感じたことは、言葉の壁でした。彼らは私が経験したことのない速さで話してきました。そして私が話す英語も不十分であったこともあり意思疎通が円滑にとれないこともありました。最終的には時間をかけると意思の疎通がとれましたが、私としてはより円滑に会話がしたいと強く思ったのでこれから日々英語を勉強しようと思いました。

今回の研修を通して私は、アメリカと日本の薬局や病院に違いがあることを実際に目で見たり話を聞いたりして感じました。アメリカでは、薬剤師と患者の距離が近く、薬について薬剤師の責任が大きいことを表しているのだと思います。今後日本でも、ますます薬剤師と患者の距離が近くなるとしたら、今まで以上に患者が薬剤師を選ぶ時代に突入し薬剤師の中でも格差が広がっていくと思います。その時に薬剤師として生き残るためには、薬剤師として必要な知識は持ちつつ、他の人とは違う「何か」がある必要があると思いました。その「何か」をこれからの学生生活で模索していきたいと思います。


中国薬科大学・浙江大学薬学院(中国)

日中交流プログラム例(2019年)

  • 1日目
    • 浙江省杭州市へ移動
  • 2日目
    • 浙江大学薬学院訪問
  • 3日目
    • 市内(杭州市)の薬局見学
  • 4日目
    • 南京市へ移動
  • 5日目
    • 中国薬科大学訪問
  • 6日目
    • 中国薬科大学の学生による市内案内
  • 7日目
    • 帰国
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杭州市内の薬局の様子

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本学生によるプレゼンテーション


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浙江大学 博物館(2018)

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杭州胡慶余堂漢方薬博物館(2018)


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中国薬科大学 GMP実習棟

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南京市内にて


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中国薬科大学での講演会(2018)

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中国薬科大学 研究室見学(2018)


学生の声

上手な英語とは言えませんでしたが、日本の漫画・アニメ、中国で盛んである卓球など自分が興味のある話題について話すことができ、楽しい時間を過ごすことができました。

また、どちらの大学も規模がとても大きく設備の凄さに圧倒されました。特に中国薬科大学で見学させてもらった製薬工場を模倣した施設は本当に製薬企業の工場を見ているような凄さで、日本でこのような施設がある大学は自分が調べた中では見つかりませんでしたので本当に貴重な体験させていただきました。

今回の研修で自分の英語力不足が痛感させられましたが、これを気づかされたことまた異なる文化の方と交流できたことはとても貴重な体験で日本で勉強していただけではできない体験だったと思います。今回学んだことを忘れずに語学力の向上に生かし、グローバル化が進んでいるこの社会に求められる人材になれるよう頑張りたいと思います。


海外研修募集について

本学では、在学生を対象として、中国・アメリカの大学への短期留学を助成しており、希望者を募集しております。詳細については、適宜、学生掲示板(学内向け)にてアナウンスいたします。

海外研修募集要項(学内用)

研修機関 中国薬科大学および浙江大学薬学院
フロリダ大学薬学部
派遣期間 ①、②とも 9月頃 1週間程度
募集人員 ① 5名程度
② 4名程度
応募資格 ①、②とも 本学薬学部(薬学科)または大学院(薬学専攻・薬科学専攻)に在籍する学生
(但し、病院・薬局実習期間中の薬学科5回生、社会人大学院生は除く)
応募方法 大学ホームページの学生掲示板(学内向け)から応募申請書をダウンロードし、必要事項を記載の上、三田洞または本部の教務厚生課に提出すること。
応募期間 ①、②とも 5月下旬〜 6月中旬
選考方法 応募申請書、英語試験成績(TOEIC等)、学業成績等を総合的に判断する。必要に応じ、面接を行う場合があります。
その他 7月上旬に派遣学生の決定、8月上旬に派遣学生へのオリエンテーションを実施します。
問い合わせ先 本部 教務厚生課