本学と名古屋大学低温プラズマ化学研究センターとの間で締結した連携協定に基づき、この度、プラズマバイオコンソーシアム(2018年発足)に、参画いたしました。

岐阜薬科大学では、低温プラズマの医薬学的応用を目指し、医薬品の患部への効率的な送達を可能にするプラズマを利用したドラッグデリバリーシステム(DDS)やバイオマテリアルの開発、さらに、薬学的な視点から抗腫瘍活性を有する大気圧プラズマ照射溶液の有効性・安全性を確保するための基礎研究に取り組んでいます。

今後は、これらの研究をさらに発展させるとともに、プラズマ照射を有機合成法に適用した新規合成法の開発や、それを利用した医薬品の創成など、プラズマファーマシーの実現に向けて、プラズマを利用した新しい創薬研究を強力に推進していきます。

参考:連携協定締結のお知らせ