薬学科

高度な専門性を身に付けた人と環境にやさしい薬学を実践する薬剤師を目指して教育を実施しています。

平成29年度入学者から

平成29年度入学者より薬学科(6年制)の教育課程を刷新し、4年制薬科学科の募集を停止しました。新しい薬学科は「医療薬学コース」と「創薬育薬コース」から編成されます。両コースを通じて、薬学の基礎から最先端の高度な専門知識や技術、臨床現場に必要な技能や態度に至るまで幅広く修得し、豊かな人間性と高い倫理観を醸成し、有為な薬学スペシャリストとして社会で活躍することを目指します。

医療薬学コース

薬剤師として医療現場で必要な基礎知識・技能はもとより、実践力と研究力が身につくような教育課程を編成しています。卒業後は、薬局・医療機関、厚生労働省などの官公庁、化学・製薬会社の臨床開発部門や品質保証部門など薬剤師資格を生かして多様な分野での活躍が期待されます。

創薬育薬コース

研究者・技術・教育者として必要な基礎知識・技能はもとより、医療に関する教養、研究現場で必要な実践力と研究力が身につくような教育課程を編成しています。卒業後は、薬剤師の資格と職能を備えたスペシャリストとして、大学、研究機関、医療機関、官公庁、製薬、化学・食品、化粧品企業で研究や生産・技術、学術、営業など多方面で活躍することが期待されます。

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入学に関する受入方針 (アドミッション・ポリシー)

岐阜薬科大学が求める学生像

本学は、その理念に共感する次のような学生を求めています。

  • 医療機関、製薬企業、研究・教育機関、行政機関などにおいて、薬のスペシャリストとして活躍する薬剤師・薬学研究者へと成長する意欲と自主性をもつ学生
  • 健全な倫理観と基礎的なコミュニケーション能力を持つ学生
  • 薬学を学ぶ基礎としての高等学校教育における学力を十分に身につけた学生
入学者選抜の基本方針

岐阜薬科大学は、複数の受験機会と多様な入試を提供しています。本学の教育理念・目標に見合う学生を選抜するため、一般選抜の他に学校推薦型選抜を実施しています。本学の入試では、大学入学共通テスト、個別学力検査、調査書及び面接などを採用して志願者の能力や資質を総合的に評価します。

教育課程の編成・実施の方針(カリキュラム・ポリシー)【令和6年度入学者から】

薬学部の理念と教育目標に基づいた薬学専門職業人を育成するために、基礎教育科目と専門教育科目を有機的に関連付け、1年次から卒業年次まで効率的で一貫した教育課程を編成し、人と環境にやさしい薬学教育を実施する。

  • 薬剤師として必要な人と環境に配慮できる豊かな人間性と確固たる倫理観・使命感を培う「ヒューマニズム教育」と「エコロジー教育」を意識した基礎および専門教育課程を編成する。
  • 基礎教育 薬学の基礎となる自然科学系科目、幅広い教養と豊かな人間性を涵養する多様な人文社会科学系科目、グローバル社会と情報社会に対応できる英語力を重視した外国語科目、健全な身体を育む保健体育科目からなる基礎教育課程を編成する。
  • 専門教育 薬学教育モデル・コア・カリキュラムを基本とし、薬学一般、有機化学系、物理化学系、生物化学系、衛生薬学系、情報系、医療基礎薬学系、医療専門薬学系、医療薬学コース・創薬育薬コースに区分した薬学専門科目を低学年から高学年にかけて系統的に配し、継続性のある専門教育課程を編成する。
  • 実習 科学的根拠に基づいて問題を発見し解決する能力、医療現場での実務および薬学研究に必要な技能を体得するための実習科目と研究力を身につける特別実習を重視した教育課程を編成する。さらに、その実施過程において、自己研鑽に努め、人材育成能力、薬剤師・薬学研究者として必要なコミュニケーション能力が身につくような教育課程を編成する。
  • 医療薬学コース 薬剤師として医療現場で必要な基礎知識・技能はもとより、実践力と研究力が身につくような教育課程を編成する。
  • 創薬育薬コース 研究者・技術者・教育者として必要な基礎知識・技能はもとより、医療に関する教養、研究現場で必要な実践力と研究力が身につくような教育課程を編成する。

教育課程の編成・実施の方針(カリキュラム・ポリシー)【平成29年度から令和5年度入学者まで】

基本理念と教育目標に基づいた薬学専門職業人を育成するために、基礎教育科目と専門教育科目を有機的に関連付け、1年次から卒業年次まで効率的で一貫した教育課程を編成し、人と環境にやさしい薬学教育を実施する。

  • 薬剤師として必要な人と環境に配慮できる豊かな人間性と確固たる倫理観・使命感を培う「ヒューマニズム教育」と「エコロジー教育」を意識した基礎および専門教育課程を編成する。
  • 基礎教育 薬学の基礎となる自然科学系科目、幅広い教養と豊かな人間性を涵養する多様な人文社会科学系科目、国際化と情報化社会に対応できる英語力を重視した外国語科目からなる基礎教育課程を編成する。
  • 専門教育 薬学教育モデル・コアカリキュラムを基本とし、薬学一般、有機化学系、物理化学系、生物化学系、衛生薬学系、医療基礎薬学系、医療薬学系、創薬学系に区分した薬学専門科目を低学年から高学年にかけて系統的に配し、継続性のある専門教育課程を編成する。
  • 実習 科学的根拠に基づいて問題を発見し解決する能力、医療現場での実務および薬学研究に必要な技能を体得するための実習科目と研究力を身につける特別実習を重視した教育課程を編成する。さらに、その実施過程において、自己研鑽に努め、人材育成能力、薬剤師・薬学研究者として必要なコミュニケーション能力が身につくような教育課程を編成する。
  • 医療薬学コース 薬剤師として医療現場で必要な基礎知識・技能はもとより、実践力と研究力が身につくような教育課程を編成する。
  • 創薬育薬コース 研究者・技術者・教育者として必要な基礎知識・技能はもとより、医療に関する教養、研究現場で必要な実践力と研究力が身につくような教育課程を編成する。

学位授与の方針(ディプロマ・ポリシー)【令和6年度入学者から】

薬学科に所定の期間在籍し、本学の基本理念と教育目標に基づいた教育課程を履修して、所定の単位を修得し、かつ下記の能力を身につけたと認められる者に学士(薬学)の学位を授与する。

  • 本学の基本理念である「ヒトと環境にやさしい薬学(グリーンファーマシー)」を理解し、実践できる。
  • 薬剤師としての心構え、広い教養と豊かな人間性、コミュニケーション能力、グローバル化と情報化社会に対応できる英語力並びに基礎的な科学力を身につけている。
  • 薬物療法における知識・技能と実践的能力を修得し、薬剤師として患者・生活者本位の視点に立ち、チーム医療や地域の保健・医療に貢献する能力を身につけている。
  • 医療薬学コース 問題解決能力をもって、主に医療現場で必要とされる実践力や臨床研究を展開する能力を身につけている。
  • 創薬育薬コース 問題解決能力をもって、主に創薬科学および生命科学の研究を展開する能力を身につけている。
  • 生涯にわたり自己研鑽を継続し、医療や創薬を担う次世代の人材を育成する意欲と態度を身につけている。

学位授与の方針(ディプロマ・ポリシー)【平成29年度から令和5年度入学者まで】

薬学科に所定の期間在籍し、本学の基本理念と教育目標に基づいた教育課程を履修して、所定の単位を修得し、かつ下記の能力を身につけたと認められる者に学士(薬学)の学位を授与する。

  • 本学の基本理念である「ヒトと環境にやさしい薬学(グリーンファーマシー)」を理解し、実践できる。
  • 薬剤師としての心構え、広い教養と豊かな人間性、コミュニケーション能力、国際化と情報化社会に対応できる英語力並びに基礎的な科学力を身につけている。
  • 薬物療法における知識・技能と実践的能力を修得し、薬剤師として患者・生活者本位の視点に立ち、チーム医療や地域の保健・医療に貢献する能力を身につけている。
  • 医療薬学コース 問題解決能力をもって、主に医療現場で必要とされる実践力や臨床研究を展開する能力を身につけている。
  • 創薬育薬コース 問題解決能力をもって、主に創薬科学および生命科学の研究を展開する能力を身につけている。
  • 生涯にわたり自己研鑽を継続し、医療を担う次世代の人材を育成する意欲と態度を身につけている。

薬学科カリキュラムマップ【令和6年度入学者から】

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薬学科カリキュラムマップ【平成29年度から令和5年度入学者まで】

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平成28年度入学者まで

入学者に関する受入方針(アドミッションポリシー)

医療機関などにおいて薬のスペシャリストとして信頼される薬剤師や研究者として活躍すべく、高邁な志を持ち、薬学を学ぶ基礎としての高等学校教育における基礎学力を十分に身につけた学生を求めています。

教育課程の編成・実施の方針(カリキュラム・ポリシー)

薬学科の教育目標を達成するために、基礎教育科目と専門教育科目を有機的に関連付け、1年次から卒業年次まで効率的で一貫した教育課程を編成し、人と環境にやさしい薬学教育を実施しています。

  1. (基礎教育)薬学の基礎となる自然科学系科目、幅広い教養と豊かな人間性を涵養する多様な人文・社会科学系科目、国際化と情報化社会に対応できる英語力を重視した外国語科目から成る基礎教育課程を編成する。
  2. (専門教育)薬学教育モデル・コアカリキュラムを基本とし、薬学一般、有機化学系、物理化学系、生物化学系、衛生薬学系、医療基礎薬学系、医療薬学系に区分した薬学専門科目を低学年から高学年にかけて系統的に配し、継続性のある専門教育課程を編成する。
  3. (実習)科学的根拠に基づいて問題発見および問題解決能力を備えた薬剤師及び臨床薬学研究者を養成するため、薬学研究に必要な技術や方法を体得するための実習科目と特別実習を重視した教育課程を編成する。
  4. 医療基礎薬学系と医療薬学系科目は、薬剤師として必要な基礎知識・技術はもとより、医療人としての教養、医療現場で必要な実践力が身につくように教育課程を実施する。
  5. 人と環境に配慮できる豊かな人間性と確固たる倫理観を身につける「ヒューマニズム教育」と、常に環境を意識し地球環境を守る倫理観を養う「エコロジー教育」を意識した基礎および専門教育課程を実施する。

学位授与の方針(ディプロマ・ポリシー)

薬学科での学士(薬学)の学位は、薬学科に6年以上在籍し、合計188単位以上を修得し、将来、以下の要件を満たす薬剤師及び臨床薬学研究者などに成り得る者に授与されます。

  1. 人と環境にやさしい薬学(グリーンファーマシー)を実践できること
  2. 薬学領域に携わる人として広い教養と豊かな人間性を身につけ、国際化と情報化社会に対応できる英語力と情報に関する基礎力を身につけていること
  3. 科学的根拠に基づいた問題発見および問題解決能力を身につけていること
  4. 薬学の基礎および専門的な知識・技能を修得し、臨床現場に必要な技能や態度を身につけていること

薬学科カリキュラムマップ

薬学科カリキュラムマップ