2024年11月12日~15日にかけて、本学の交流校である浙江大学药学院から、张 翔南(Zhang Xiangnan) 副院長、翁 勤洁(Weng Qinjie) 教授、徐潇(Xu Xiao) 办公室副主任が博士課程の学生5名とともに来日され、13日朝、本学に来校されました。
本部校舎ロビーにおいて、多くの職員、学生がお迎えし、続いて、原英彰学長と会談されました。その際に、今後4年間の両校の交流に関する協定書への学長のサインが行われ、協定が締結されました。また、両校の交流40周年を記念した品(七宝焼)を9月訪中の際に頂いた品の返礼としてお渡ししました。
両校の教員会談では、研究と教育交流について議論を行い、一層の協力を確認しました。
この日行われた特別講演会では、副院長の张 教授と翁 教授がそれぞれ「虚血ニューロンにおけるマイトファジーの制御」と「自己免疫疾患の潜在的な薬物標的としてのオプチニューリンの同定」に関する学術報告を行い、最新の研究成果を披露しました。会場には100人近くの観客が集まり、活発な質疑応答がわれました。
学生交流会では、博士後期課程学生である洪文翔(Hong Wenxiang)さん、周心雨(Zhou Xinyu)さん、罗博文(Luo Bowen)さん、吴佳璐(Wu Jialu)さん、毕洁(Bi Jie)さんの5名もそれぞれの研究分野と最新の研究の進捗状況を紹介しました。また、一行は、GRS、薬理学、薬効解析学研究室での見学、研究交流についての意見交換を行いました。
また、14日に、訪日団教員は岐阜市役所を訪問されました。阿部一臣 副市長が温かくお迎えいただき、杭州市と岐阜市は日中姉妹都市であり、両校間で、さらに交流活動を深めてくださいと述べられました。
その後、院生も合流し、金華山、岐阜城と日中友好公園を訪れ、杭州と岐阜の友好交流の歴史、岐阜の歴史を学びました。