2024年7月5日(金)、3回生の必須科目「実践社会薬学」において、参議院議員 神谷政幸氏による講義を行いました。この科目は、社会で活躍する薬学出身者によるオムニバス形式の授業で、これまでに製薬企業、病院、薬局、行政などで活躍する講師を招いて、それぞれの立場から、社会における薬学出身者の役割などに関する講義をして頂いております。
今回は、国会議員である薬剤師として、「立法府と薬剤師~1期目薬剤師議員の視点から~」と題して講義をして頂きました。講義では、社会で薬剤師が職能を発揮できるような環境整備、調剤報酬改定など社会保障費の確保や産業支援としての創薬力強化に関することなど、ご経験をもとに立法府における薬剤師議員の役割について解説して頂きました。学生からも多くの質疑があり、活発なディスカッションが行われました。
また、講義終了後、学長室において、原英彰学長らとの座談会が開催され、薬学を取り巻く社会環境の変化や今後の薬学教育の在り方などについて意見交換が行われました。