本学の原英彰学長が「2024年度日本薬学会賞」の受賞し、受賞研究の記事が薬事日報に掲載されました。
日本薬学会は、「くすり」に関係する研究者や技術者が、学術上の情報交換を行い、学術文化の発展を目的として、約1万5000人の会員の情報源として機能しています。そして、本賞は薬学の基礎および応用に関し、その日本薬学会を代表するに足る研究業績をあげ、世界の学術進歩に著しく貢献した研究者に贈呈されます。
受賞の対象となった研究は「病態形成に関わる生体機能因子の探索並びに機構の解析に基づく医薬品開発研究」で、中枢神経疾患および網膜疾患に関する病態解明ならびに治療開発の研究を基盤として、臨床開発・上市を目指し、これまでに2種類の新薬の創生に成功しています。また、脳梗塞研究において、世界的に汎用されているマウス中大脳動脈溢血モデルを開発するなど、多岐にわたる重要な研究開発業績が簡潔にまとめてあります。
授賞式は、3月28日(木)13:00~、パシフィコ横浜にて開催される日本薬学会第144年会にて挙行されます。