8月10日(木)、14日(月)、15日(火)の3日間、岐阜高校の2年生5名が薬化学研究室で平山准教授、博士課程学生らの指導の下、創薬研究に挑戦しました。この取り組みについて、8月11日(金)付の岐阜新聞で紹介されました。20230811岐阜新聞掲載記事.pdf

高校生たちは、さらに今回の実験成果をポスターにまとめ、11月13日~15日に名古屋市にて開催される「第40回メディシナルケミストリーシンポジウム」で発表します。

本シンポジウムは、わが国の創薬力の更なる向上と医薬品研究開発の活性化を目指して、産学官の各分野で活躍されている多くの研究者が一堂に会する、日本の創薬化学分野最大の学術会議です。本年度は本学薬化学研究室の永澤秀子教授が大会実行委員長を務めます。

研究テーマは鉄イオンが触媒する酸化ストレスによる新しい細胞死「フェロトーシス」の阻害剤の開発で、平山准教授らが取り組んでいる生体の鉄恒常性制御に関わる新規創薬研究です。3日間で、有機合成、クロマトグラフィーによる物質の精製、構造解析、がん細胞を用いた活性評価などの一連の実験を行いました。今後シンポジウムへの参加・発表登録、要旨の作成、提出、ポスターの作成を経て、11月の学会発表・討論に臨みます。

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