本学・衛生学研究室 中西 剛教授らの開発した「子どもの脳の発達に対する化学物質の影響を評価する新たな手法」が、読売新聞で紹介されました。
この手法は、神経細胞の成熟に合わせて脳が光を放つように遺伝子改変したマウスを使うもので、神経系に有害な作用を及ぼす「発達神経毒性」(DNT)の国際的な標準試験法に比べて効率的に評価ができ、化学物質の安全性評価拡大につながると期待されている技術です。
本成果は、Biochemical Pharmacology誌第206巻2022年12月号に掲載されています。