御挨拶 幹事長

幹事長 伊藤 彰近

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 岐阜薬科大学同窓会会員の皆様方には、ますますご清栄のこととお慶び申し上げます。平素より本学同窓会並びに教育研究に格別のご支援とご協力を賜り厚く御礼申し上げます。

 本年5月に開催されました役員会におきまして令和6年度の幹事長を仰せつかりました。私は大学32回(昭和59年)厚生薬学科の卒業で、薬化学研究室・堀幹夫先生のご指導を仰ぎました。その後、京都大学薬学研究科博士前期、後期課程(中途退学)を経て、昭和63年に本学・合成薬品製造学研究室の助手として着任し、平成19年より研究室を主宰しております。同じく役員会でご承認いただきましたように、今後は杉浦昭子会長の下、北市清幸副幹事長、会計担当の山下修司幹事、井川貴詞幹事、庶務担当の辻美恵子幹事、九重編集長の井口和弘先生と力を合わせて、微力ではございますが同窓会事業を円滑に運営できるよう最善を尽くす所存ですので、皆様のご指導ご鞭撻のほど何卒宜しくお願い申し上げます。

 さて、昨今の同窓会運営上の大きな課題の一つとして、若手会員の同窓会への参加促進がございます。実際、役員会におきましても、多くの支部長様から若手同窓生の参加が少ないことが悩みの種とのご報告を受けております。これは本学同窓会のみならず、学内の県人会活動や学外の様々な学会活動におきましても同様です。このような背景におきまして、本学同窓会ではここ数年来、同窓会費の見直しや現役学生・大学院生への給付型助成金を設立させていただき、長期視野に立った同窓会運営の改善に努めて参りました。これもひとえに、同窓会会員の皆様のご理解とご協力の賜と感謝申し上げます。また、本年度の役員会および懇親会では昨年度に引き続き、同窓会「教育・研究基金」よりご支援いただいている成長支援助成金(チャレンジ助成金)及び博士課程・博士後期課程進学促進助成金(PhDチャレンジ助成金)の受給学生も参加し、各自の研究テーマや学生生活について報告すると共に感謝の辞が述べられました。このように、同窓会会員の皆様と現役学生との交流の場を設けることにより、同窓会の意義を理解し、同窓会を身近に感じることで、近い将来、同窓会への積極的な参加を促すことにつながることを大いに期待しています。なお、本年度は、12名の学生にチャレンジ助成金、9名の学生にPhDチャレンジ助成金が授与されました。同窓会並びに大学ホームページに受給者リストおよび授与式の写真も掲載しておりますので、是非ご覧下さい。繰り返しになりますが、このような経済的支援は、本学の高度な教育研究水準を維持するだけでなく、将来の同窓会への積極的な参加を促す事も期待できます。母校の教育・研究の一層の発展のために、本基金へのご支援を賜りますよう宜しくお願い申し上げます。

 同窓会ホームページには、九重64号(平成11年度)以降の電子版が掲載されており、PDF版をダウンロードしていつでも閲覧可能です。また、これまで同様、支部会やクラス会を企画されました際には、日時、会場、連絡先などを本部へお知らせ頂ければ、同窓会ホームページにて告知いたします。会員の皆様の交流の場として、ぜひ同窓会サイト(https://www.gifu-pu.ac.jp/dousoukai/)を積極的にご利用ください。また、同窓会運営に関して、ご意見、ご提案がございましたらお知らせくださいますよう重ねてお願い申し上げます。

 末筆となりましたが、会員の皆様の益々のご健勝とご繁栄を祈念申し上げますとともに、今後とも同窓会に変わらぬご支援、ご鞭撻を賜りますようお願い申し上げ、挨拶とさせて頂きます。

令和6年8月