3.ジスルフィド基(-S-S-)に関する基礎研究
ジスルフィド基(-S-S-)に関する基礎研究
ジスルフィド基は、生体内でシスチンの側鎖として、色々な役割を持っています。特にアルツハイマー病、パーキンソン病、筋萎縮性側索硬化症などの神経変性疾患に深く関わっている可能性があり、なぜ生体内ジスルフィド基が色々な役割を持てるのかという謎を解けば、神経変性疾患の創薬へとつながります。そこで、謎解明のために分子を合成したり、分子軌道の状態を知るため量子化学計算したり、電子の状態を知るため電気化学測定したり、実際に生体内でどのような動向をしめすのか細胞実験などを行っています。