薬品化学研究メンバーの留学・海外学会発表体験記を紹介します。
名前 | 岩田 宏輝 | |
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期間 | 2010/9-11 | |
留学先 | University of Mississippi, Department of Chemistry and Biochemistry, Assistant professor Takashi Tomioka | |
感想 | この度二ヶ月の間アメリカで生活をしながら研究をする機会を頂きました。 日本で取り組んでいた卒業論文や修士論文の研究とは大きく異なる、全合成の研究に携わらせて頂き、研究の進め方や考え方、実験手法や試薬の使い方等これまで知らなかった多くの事を学ぶ事が出来ました。
また、アメリカで過ごす日常の中からも文化や考え方等日本との様々な違いを事を感じる事ができ、新鮮に思いました。
海外留学の経験を活かすべくより一層の努力を以て今後の研究生活に取り組んで行きたいと思います。 |
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名前 | 藤原 佑太 | |
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期間 | 2010/5- | |
留学先 | The Scripps Research Institute | |
感想 | 私は平成21年に博士課程を修了しまして、米国サンディエゴにありますスクリプス研究所で研究に従事する機会を頂きました。 スクリプス研究所はノーベル賞を受賞したSharpless教授をはじめ、Nicolaou教授、Boger教授など著名な研究者が数多く在籍している世界最大の私立研究機関です。 私は天然物合成分野で有名な若手研究者、Phil S. Baran教授のもとで博士研究員として働いております。Baran教授は独創的なアイディアに基づき、合成困難であった複雑構造を有する天然物の短工程・簡便合成に取り組んでいます(詳細はホームページをご覧ください)。教授は化学に対しては厳しいですが、学生・博士研究員の質問には親身になって聞いてくれますし、「写真を撮ってください」とのお願いにも心よく応じてくれる気さくな方です(下の写真は留学前に当研究室博士課程の矢部君とともに撮った写真です)。
●研究生活について こちらで日常取り組んでいる仕事は、日本で私が取り組んでいたものと大きな違いはないと思います。Baran教授は数多くのアイディアを提案してくれるため、そのアドバイスに基づいて仕事をすることが多いですが、大学院生・博士研究員のアイディアがブレイクスルーにつながった例も多くあるようです。Baran研のメンバーは皆いい人で、流暢ではない僕の英会話にも付き合ってくれますし、休日には野球やバスケットボールの観戦に行きました。
●サンディエゴについて 私の暮らすサンディエゴは治安も良く、気候も大変よい(年中気温が20度半ばで湿度が低い)街です。研究所の近くにはLa Jollaという有名なリゾート地もあり、日本食レストランなど日本のものに触れる機会も多いため、日本からの留学・旅行にはおすすめです。みなさんも機会があれば是非いらしてください。 |
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名前 | 高橋 徹 | |
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期間 | 2010/4-7 | |
留学先 | University of Mississippi, Department of Chemistry and Biochemistry, Assistant professor Takashi Tomioka | |
感想 | 私は、平成22年4月から7月までの4ヶ月間、米国ミシシッピ大学化学科(Professor Takashi Tomioka)に短期滞在(インターンシップ)研究員として留学させていただき、有機化学研究に従事致しました。実験試薬や器具に加え、技術面でも現在進めている研究とは全く異なるものであったため、新鮮で刺激的な研究生活を送ることができました。 もちろん研究だけでなく、アメリカ人をはじめとする様々な国籍の方々との交流の機会にも恵まれました。渡米した当初は自分の英語がなかなか理解してもらえず苦労しましたが、遠慮せずに積極的に話すことが大事だと気付き実践したところ、帰国するころには同じラボのアメリカ人と談笑できるくらいまでになりました。これから研究者を志す人もそうでない人も、もし留学するチャンスがあれば、自分のキャリアと視野を広げ国際的センスを身に付ける絶好の機会ととらえて積極的にチャレンジしてほしいと思います。 |
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