B6 永井さんが日本薬学会第143年会の学生優秀発表賞を受賞しました!

2023年3月25日~28日にかけて催された日本薬学会第143年会(札幌)の口頭発表において、B6 永井 亮丞さんが「学生優秀発表賞」を受賞しました。誠におめでとうございます!!

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本研究では、一重項酸素の産生によって制癌活性をもたらすアルテミシニン誘導体を結合した種々のビニルモノマーを設計・合成し、生成ビニルモノマーの分子軌道計算と動力学的解析に基づいた固相重合の進行速度との相関について明らかにした後、双性イオン型ビニルモノマーとの共重合によって得られた高分子医薬が、圧倒的短時間 (数分間) で癌細胞内デリバリーの生じることを明らかにしたものです。

発表演題「固相重合に適用するアルテミシニン誘導体結合型ビニルモノマーの設計・合成と高分子医薬開発の基礎研究」

土井 直樹1、○永井 亮丞1、山内 行玄2、笹井 泰志3、葛谷 昌之1、近藤 伸一1 (1. 岐阜薬大 薬物送達学大講座 薬品物理化学研究室、2. 松山大薬 薬品物理化学研究室、3. 岐阜医療科学大薬 物理系研究室)