症例の解説

尋常性ざ瘡とはどんな病気なの?

 尋常性ざ瘡は、顔や背と胸に見られる炎症性皮膚疾患の一つ。単にざ瘡または、面皰(めんぽう)と表記されることもある。一般的に青少年の顔面に生じる皮膚病をにきびと呼び、それ以外は吹き出物(ふきでもの)とすることが多い。 にきびの語源は諸説ある。「尋常」とは、普通にという意味。ざ瘡は、医薬品を処方する際の便宜上、表在性皮膚感染症に分類されることが多いものの、感染症とする根拠はない。

病因

毛嚢の出口にすみついているざ瘡(アクネ)桿菌のリパーゼなどの作用により炎症が起こる。

症状

赤い丘疹、膿疱、痂皮、嚢腫、瘢痕、色素沈着など新旧のさまざまな発疹が同じ場所に混在してみられる。かゆみなどの症状はない。

患者数 日本における尋常性ざ瘡の平均発症年齢は13.3±1.9歳で、男女差はない。軽い症状も含めると、成人の90%以上がこの病気を経験している。
治療 できた面皰は圧出器などを用いて内容を押し出すことで炎症の悪化を防ぐ。外用抗菌薬、内服抗菌薬、ビタミン剤、漢方による治療が中心である。
予防 皮脂を洗い流して毛穴が詰まるのを防ぐために、十分な洗顔が重要である。

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尋常性ざ瘡のPOINT!!