学生生活
■ 2015年入学 1回生/薬学科 ■ 福岡県 ■小倉高等学校出身 高津 伸聡
私が本学を志望した理由は生物や化学が好きで、それを生かすことのできる勉強をしたいと思ったからです。薬科学科は3回生までは生物、化学、物理などの基礎科目や、薬理、生理、製剤などの薬に関する幅広く多くのことを学ぶことができます。1回生ではPBLと言うグループで課題に取り組み発表するという授業があります。出される課題は難しいものが多いですが、薬に対する知識はとても身につきます。2回生までは薬学科と同じ授業を受けますが、3回生からは薬科学科だけの授業が始まります。また、3回生後期には研究室体験が始まり、自分の興味のある研究室に体験に行くことができます。4回生からは各研究室に配属となります。本学には薬学に関するさまざまな研究を行っている研究室があります。例を挙げれば、有機合成や薬効・薬理、製剤、生体機能の解析などの創薬研究、医薬品の承認・認可に関する研究、また環境に関する研究などがあります。自分が興味のある分野を専門として選び、より深く学ぶことができます。入学時にどの研究室に入ればいいか全く分からなくても、講義やPBL、実習、研究室体験を通し自分の興味のある分野が自然と分かってきます。本学は講義や実習でとても忙しいです。しかし、うまく時間をやりくりすることで勉強以外の時間も十分にとることができます。部活やアルバイトや友達との旅行などなど色々なことができます。本学の特徴としては部活動に参加している人が多いことです。単科大学でありながらも大きな弓道場、大きなグラウンド、体育館などがあり、それぞれ全力で部活に取り組んでいます。私自身、弓道部の部長をやりながらアルバイトもしていました。本学には日本全国から学生が集まってきます。そのためいろいろな人に会うことができます。また、人会と言う地域ごとに集まる機会もあるので出身地の先輩や後輩とも仲良くなれます。さまざまな価値観を持つ友人と出会い、多くの刺激を受け、自分の成長を実感しています。私は岐阜薬科大学に入学して本当によかったと思います。皆さんもこの岐阜薬科大学で充実した学生生活を一緒に送りませんか?
岐阜薬科大学は薬学に関する勉学、実習はもちろん、部活動等も盛んな大学です。私は本学に入学して6年目になりました。現在は研究、就職活動、そして国家試験に向けての勉強等に勤しんでおります。本学には、全国各地から学生が集まるため、様々な地域の友人との出会いがあります。単科大学であり、学生の数も総合大学に比して多くないため、同学年、先輩や後輩、そして先生との縦横のつながりが強く、また個々が主体となって活躍できる環境があります。薬学という専門性から、決まった将来像を描くものだと思います。しかしながら、多くの先輩方が薬剤師に限らず、実に様々な分野、領域で活躍されています。幅広い領域で知識、職能を発揮できるため、多くの選択肢の中から自身の目指す将来に向けて努力できると思います。入学当初は、慣れない環境や知り合いもいない状況に不安でしたが、多くの学生は同じだと思います。共に大学生活を送る友人と、目指す将来に向かい切磋琢磨し、充実した学生生活を送られることを心よりお祈り申し上げます。
■2007年入学 大学院/博士課程3年 ■ 秋田県 ■ 湯沢高等学校出身 小野 陽子
私は現在博士課程3年生で、研究生活6年目を迎えました。研究の面白さや難しさを経験しつつ、有効な治療法のない病気で苦しんでおられる患者さんや社会に少しでも貢献したいという気持ちで日々研究に邁進しています。私の所属する薬効解析学研究室では、神経細胞死の機序解明並びにその治療薬の開発という研究テーマのもと、主に脳卒中および精神疾患などに代表される中枢神経疾患や緑内障・糖尿病網膜症などの網膜疾患に関する病態解明及び創薬研究、並びに、iPS細胞および脂肪幹細胞を用いた研究や伝承薬の神経細胞保護に関する研究を行っています。一人ひとりが自分の研究テーマを持ち、新しいことに挑戦できる恵まれた環境にあり、日々精力的に研究に励んでいます。研究室では、月1回のセミナーで研究の進捗状況を英語で報告する機会があり、先生や先輩、同学年だけでなく後輩とも積極的に議論をすることができ、研究に対する考え方や英語力を身につけることができます。研究を進める中で、直面した困難や苦悩を乗り越え、新たな発見ができた時やそれらの結果を論文や学会で発表することができた時の達成感や喜びはひとしおで、この達成感や喜びを経験できることが、研究を続けていきたいと思う理由の一つであるように強く感じます。また、研究を続ける中で日々感じることは、何事も周りのサポートのおかげで自分が研究に打ち込むことができるという事です。そのため、研究室メンバーをはじめ自分の周りの方々に対する感謝の念を忘れずに、さらなる努力を積み重ね、成長し続けたいと考えています。岐阜薬科大学は小さな大学であるため、同学年だけでなく先輩や後輩、教職員の方々と気軽に話をすることができ、縦横の繋がりを密接に築き上げていくことができることが岐阜薬科大学の特徴でもあると感じます。また、そのような繋がりのおかげで、多くの方々からのサポートもあり、勉学や研究に熱中する環境が十分に整っていると感じます。その他に、岐阜薬科大学はアメリカ、イタリア、中国、タイ、スペイン、ブラジルなど、多くの大学と国際交流を結んでいるため、積極的に海外で勉強できる環境も整っています。このように、岐阜薬科大学は人間関係の構築や勉学、研究など様々な面で自分を高めることのできる素晴らしい環境であると感じています。岐阜薬科大学に興味のある皆さん、是非本学にお越し下さい。
■2013年入学 3回生/薬学科 ■ 宮崎県 ■宮崎大宮高等学校出身 佐藤 ありす
2014年3月1日から3週間、短期語学留学を兼ねオーストラリアのメルボルンで過ごしました。当時の私は、自ら薬学の道を選択したものの真剣になりきれず、やりたいことも明確ではなかったため漠然とした不安がありました。語学学校の授業はディスカッション形式で、自分の意見を堂々と述べるクラスメイトの姿が印象的でした。私はというと、クラスで意見を言えたのは数えるほどしかありませんでした。自分の意見を持っていないということに気づき、とても恥ずかしかったことを覚えています。彼らの使う英語は間違いがたくさんありましたが伝わっていました。自分の意見があり、伝えようとする気持ちさえあれば(ある程度のところまでは)英語の得手不得手は問題ではないのだと実感しました。彼らの主張が幅広い知識と様々な経験に基づいているということも普段の会話から感じられました。オーストラリアで感じたことは、もしかしたらいつか日本で感じることだったのかもしれません。しかしあの時期に、経験を積もう、知識を吸収しよう、そしてそれらを自分の中に蓄積しようと思えたことは、これからの学生生活に良い影響を及ぼすだろうと思っています。様々な経験を通して、今まで理解できなかったこと、あるいは、釈然としなかったことが、体得できるのではないかと期待しています。