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実践薬学大講座

実践薬学大講座
Pharmacy Practice and Science

 
教授 土屋照雄 教授 杉山 正 准教授 寺町ひとみ 准教授 堀内正
Professor
Teruo Tsuchiya
Professor
Tadashi Sugiyama
Associate Professor
Hitomi Teramachi
Associate Professor
Tadashi Horiuchi
tsuchiya@ tsugi@ teramachih@ thoriuchi@
准教授 中村光浩 助教 窪田傑文 助教 高島英滋 助教 青木慎也
Associate Professor
Mitsuhiro Nakamura
Assistant Professor
Masafumi Kubota
Assistant Professor
Eiji Takashima
Assistant Professor
Shinya Aoki
mnakamura@ kubota@ takashima@ aokis@
助教 葛谷有美 助教  東 明香 助手  山下修司 副手  久松亜紀
Assistant Professor
Yumi Kuzuya
Assistant Professor
Sayaka Higashi
Assistant Professor
Syuji Yamashita
Assistant
Hisamatu Aki
ykuzuya@ higashi@ syamashita@ hisamatu@
※メールアドレスは @ 以下に gifu-pu.ac.jp を付加してください.
 
実践薬学大講座
 2004年6月に国会で薬学教育6年制が可決され,それまで4年制であった薬学教育は,2006年の4月から6年制となることが決定しました.この法改正の主旨は「医療の担い手にふさわしい質の高い薬剤師を養成する」ことにあることから, この実施に向けて,実務実習を中心とした実践的な薬学教育と研究を行う講座として開設されました.
 2004年6月に専門教育大講座の実務実習担当研究室として教授(土屋照雄)1名から始まりました.2005年4月から講師に寺町ひとみ氏を迎え,また,附属薬局勤務の助手2名(窪田,高島)を加えて病院薬学研究室となりました.
 2006年4月から講師に堀内正氏と中村光浩氏を迎え,専門教育大講座から分かれて『実践薬学大講座』とし,「病院薬学」,「薬局薬学」,「医薬品情報学」の3研究室に再編されました.また、2007年4月から学内組織改革により, 教授に杉山正氏を迎え「実践社会薬学」を新設し4研究室になりました.それぞれの研究室の特徴を強化しつつ一体となって,即戦力となり,かつリーダーとなれる薬剤師の教育養成および実践的研究に努めています.
          
病院薬学研究室 担当:土屋照雄、寺町ひとみ、葛谷有美
 本研究室は,臨床現場での実務を基盤とした教育,研究を行っています.病院および保険薬局における実務経験のある教官により ,医療現場に真に貢献できる問題解決能力のある臨床薬剤師の育成を目指しています.その目的を達成するために,幅広い薬学的専門知識,臨床コミュニケーション能力,問題解決能力などを兼ねそなえた薬剤師教育を中心に, その教育方略、教育の評価法に関する研究をしています.特に,大学における実務事前講義の教育体系そして,実務実習への連携に関する教育手法の確立を目指しています.また,臨床現場との連携により臨床的な問題点を抽出し, その問題点についての基礎的な解明とともに,新たなエビデンスを確立し,さらに,薬効評価の確立に関する研究を行っています.これらの臨床における問題点の発掘をすることにより,当研究室が中心となり, 大学の各講座との連携による新規の研究への橋渡し的な役割によって創薬研究に貢献しています.
薬局薬学研究室 担当:堀内正、窪田傑文、高島英滋、東 明香
 本研究室は,保険薬局Community Pharmacyにおける保険調剤の実務を通してPharmaceutical Careを実践し, 医薬品適正使用の推進と地域医療への貢献に寄与するための調査研究と教育を行います.保険薬局は地域の多数の患者さんとコミュニケーションを交わす場であり地域に最も密着した医療機関です. 保険薬局において,アンケート・聴き取り調査,処方調査により医薬品の使用状況やevents monitoringなどの疫学的調査を行い,薬剤師に必要なコミュニケーションと薬剤疫学のスキルアップを図ります. 取り扱うテーマとしては,現在の社会状況における高齢者への薬剤の適正使用,新薬の市販後調査と適正使用,従来処方薬の適応外使用,また保険薬局や患家におけるリスクマネージメントなどが挙げられます. 調査研究は,岐阜薬科大学附属薬局に設置された育薬研究センターを拠点に行い,必要に応じて基礎系研究室と共同し保険薬局から提起された問題・事例の解析を行います.
医薬品情報学研究室 担当:中村光浩
 本研究室では医薬品適正使用に必要な医薬品情報を扱っており,本学育薬研究センターと連携し上市後の医薬品の副作用情報, 薬物相互作用,使用法等に係る医薬品情報を臨床現場から収集します.次に,解析および標準化を行い,臨床にフィードバックします.また,臨床から得られる情報が不十分な場合には, 本研究室で新規情報の研究を行います.
 薬物血中濃度モニタリング(TDM)は,合理的で効果的な薬物療法として有用であるので,治療方針決定の重要な根拠(EBM)となります.そこで,血中濃度評価手法の高度化と確立を目的として, 新規薬物血中濃度測定系および中毒原因物質検出法の研究開発,SNPsに基づく患者個々に対応した治療方法の検討を行っています.
 電子カルテあるいはコンピュータを利用した薬剤業務支援システムにおける処方鑑査などは,収集された医薬品情報の有効活用により臨床では効果を発揮しています。 そこで、さらに,岐阜大学医学部附属病院薬剤部と共同で注射剤調製支援システムの研究開発を行っています.
実践社会薬学研究室 担当:杉山 正
 本研究室は,岐阜大学医学部附属病院薬剤部と密接に連携して,臨場感溢れる実践教育と臨床研究を行っています. 教員が病院に常駐して臨床実習を担当し,患者さんを中心とした医療の中での薬剤師の使命が理解できる実践型薬剤師を養成します.また,臨床実習の教育手法および評価方法に関する研究を行い, 薬学6年制に伴い導入される長期実務実習の質の向上を目指します.
臨床研究では,薬剤師が臨床現場で直面している課題を題材とした研究を行い,得られた成果を臨床にフィードバックすることを目指しています. 「電子カルテシステムを利用した薬剤師業務の質の向上と効率化に関する研究」では,処方鑑査の適正化を目的に,処方鑑査時に検査データ,病名,アレルギー情報等をリアルタイムに 参照できるシステムを開発しています.また,注射薬調製業務の正確性確保と効率化を目的に,薬品名,混合量をコンピュータチェックしながら調製できるシステムを開発しています. 「後発医薬品の品質評価に関する研究」では,保険薬局で患者さんが安心して後発医薬品の銘柄を選択できるように,品質比較試験を行っています. 「服用しやすい新規剤形の開発に関する研究」では,薬剤を含有させた可食性フィルムを用いて,嚥下困難な高齢者でも服用し易い新規剤形の開発を行っています.
研究課題
  1. (病院薬学)医薬品の適正使用を目的とした臨床における薬効評価に関する研究
  2. (病院薬学)問題解決能力のある臨床薬剤師育成を目指した教育に関する研究
  3. (薬局薬学)地域における薬局および医療機関との連携による医薬品適正使用の推進と地域医療への貢献
  4. (医薬品情報学)LC-MS/MSを用いた新規薬物血中濃度測定系および中毒原因物質検出法の研究開発およびその臨床応用
  5. (実践社会薬学)電子カルテシステムを利用した薬剤師業務の質の向上と効率化に関する研究
  6. (実践社会薬学)後発医薬品の品質評価に関する研究