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- 制定:昭和8年
- 作詞:北原白秋
- 作曲:山田耕筰
楽譜・音符(150KB)
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昭和7年に学旗が制定されるとともに、学歌制定の要望が学内に広まりました。当時生徒であった佐藤正治氏の叔母が北原白秋夫人であったことから、北原白秋氏に歌詞作成を依頼することとなりました。
北原白秋氏は、「広い壁の校舎を歌の中にいれて欲しい」「夕日に映える金華山の姿や遠く西に霞む伊吹山の景観を歌ってくれ」などの生徒からの要望を取り上げたとのことです。そして、昭和8年に校歌が完成しました。作曲は、当時の校長の比良野校長の夫人が東京音楽学校出身で交流があった山田耕筰氏に依頼しました。このようにして、当代きっての作曲家と作詞家による岐阜薬科大学学歌がこうしてうまれたわけです。
鳳川の水と清く 水と清く 響けよ新人 眉は昻れり 白堊の我が校 平野の学塔
純情朗らに 我等挙れり 高鳴れこの胸 健児よ起つべし伊吹嶺の霧と深く 霧と深く かをれよ薬学 道は通れり 真理の探究 栄ある済生
正大為すあり 我等勢へり 強かれこの士気 健児よ往くべし夕映の高き城と 高き城と 輝け我が業 雲は燃えたり 金華のかの空 希望の鳳凰
勇躍飛ぶべし 我等明日あり 誇れよこの夢 健児よ俟つべし